今年こそイビサ島に行く!〜ヨーロッパ屈指の観光地である理由とは
人口13万人の島に毎年300万人もの観光客が訪れています
イビサ島は地中海にあるバレアレス諸島のひとつで、スペイン・バルセロナの南に位置します。
日本との時差はマイナス8時間ですが、3月最終日曜日から10月最終日曜日まではサマータイム期間ですので、夏シーズンはマイナス7時間になります。
島の歴史はフェニキア人が移り住んだ紀元前から始まっていますが、ダンスミュージックの聖地としての歴史は、60年代にヒッピー達が島に移り住み、70年代前半に「Pacha」「Amnesia」「Ku(現Privilege)」などのクラブがオープンしたことから始まっています。
90年~00年代にはイギリスで「イビサブーム」が起こり、イビサで曲がヒットすると他のマーケットでもヒットするというトレンドの法則も生まれました。
まずハイシーズンのイビサでプロモ・アナログを配布して「イビサ・ヒット」を狙い、イビサで話題になったらその後ヨーロッパでリリースしていく、といったリリース戦略でレコード会社が楽曲を宣伝・リリースしている時期がありました。まさにダンスミュージックの次のトレンドを決める島だったと言っても過言ではありません。
そしてラスベガスやクロアチアなど、クラブカルチャーを楽しめる観光地が増え、また各国で大型フェスティヴァルが開催されているなか、ハイシーズンには世界トップクラスのDJがイビサを訪れていますし、最先端のクラビング体験ができるダンスミュージックの聖地として、今でも欠かせない存在であり続けています。
ダンスミュージックが楽しめるハイシーズンは6月上旬から9月末まで
最近では5月末や10月上旬にもオープンしているクラブもありますので、渡航費用を抑えたい場合はハイシーズンを避けて行ってみるのも良いと思いますが、クローズしているクラブもありますし、気温はやや寒くはなります。
ハイシーズンには街中や通り沿いにパーティーの看板が設置され、島は毎晩5千人〜1万人収容可能な大箱クラブでイベントが開催されるパーティーアイランドになります。
ハイシーズンにはヨーロッパ諸国から若者達が押し寄せるため、島のエネルギー量は凄いものがあります。天気もほぼ毎日晴れてます。ですがフライト代やホテル代も高くなりますので、仮にお盆の時期に行こうとなると相当な出費になってしまうかもしれません。
そしてイビサには「年中泡パーティーをしている」「パリピしかいない」といったパーティーアイランドのようなイメージがあるかもしれませんが、実は年間を通じて統計を取ると、クラビングを目的に訪れる観光客は2割程度で、実はメインの観光客はファミリー層なんです。
人口13万人の島に毎年300万人もの観光客が訪れていて、高速道路や大型のクルーズ船が停泊できる港ができたりと、観光地としての開発が進んでいます。
毎年必ず新しいホテルを発見しますし、古いホテルもリノベーションされていたりと、イビサへの投資が盛んな印象です。
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地中海ならではのドライな空気感そして燦々と照り輝く太陽…
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島全体から発されるハッピーな雰囲気…
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僕も毎年必ず行く場所が沢山あります。