今年こそイビサ島に行く!〜オススメのフライトルート⑤「直接帰国ルート、他都市滞在ルート」編
せっかくヨーロッパに行くのですから他の都市も楽しみましょう!
以前のブログでも書きましたが、イビサからの戻りはヨーロッパの別都市で数日間観光しつつ体を休めてから帰国することをオススメしています。
ですが「ギリギリまでイビサにいたい!」という方も多いかと思います。イビサから日本に直帰するパターンですが、まずヨーロッパから日本に戻る直行便は大きく分けて3パターンあります。
例えばロンドンですと、
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午前中にロンドンを出発、翌日の早朝に日本着
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午後にロンドンを出発、翌日の昼帯に日本着
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夜にロンドンを出発、翌日の夕方に日本着
というパターンがありますが、同日出発する日本行きフライトに乗れるイビサ→ロンドン便を手配しないといけませんので、①には乗れないと考えておいたほうがいいでしょう。
何度も言いますがヨーロッパの短期路線は遅れることが多いので、直帰の場合は余裕をもったスケジュール、そしてワンチケットでのチケット購入をオススメします。
ワンチケットを買わずイビサから戻る場合は、上記の場合であればロンドンでチェックイン荷物を受け取り、再度チェックインカウンターに行ってチェックインなど、空港ですべきことが増えることを前提に旅程を組ましょう。
LCCの場合は日本への直行便が出発する空港に着陸しない便も沢山ありますので、こちらも要確認です。
直接帰国する場合、乗り継ぎのトラブルを避ける(また体力を温存する)ことを考えると、乗り継ぎは1回にしておきたいところです。ルフトハンザやルフトハンザ傘下の航空会社、ユーロウィングスを使えばミュンヘンやフランクフルトといったドイツの主要空港に戻れますので、そこから直行便で日本に戻ることもできます。
ただ利便性に比例してチケット代も高くなっていきますので、週末に日本着にせず月曜日などにずらすなどして安いチケットをゲットしたいところです。
僕がオススメしている他都市滞在ルートですが、皆さんが立ち寄りたい空港までイビサから戻り、数日過ごした後直行便または乗り継ぎ便で日本に戻るというルートです。
ここ数年間は、バルセロナかベルリンかに立ち寄って戻っていましたが、イビサからの便は少し遅れても全く問題がないため、移動日のイビサ→ベルリン便をLCCで予約
していました。
ヨーロッパに行ける機会などなかなかありませんし、スペインとは違った街並みや文化なども楽しめますので、長めに休みがとれるのであれば少々高くなっても是非このパターンを検討してみてください。
クラブシーンといっても、イビサとベルリンでは全然違いますので!
今年こそイビサ島に行く!〜オススメのフライトルート④「深夜便ルート」編
最近はヨーロッパへの深夜便も増えてきました
深夜便でヨーロッパ入りすれば、イビサへは午後の早い時間帯に到着できます。
例えば土日が休みの場合、金曜の深夜便に乗れば、早ければ金曜日の午後に現地入りすることが可能です。そうすればその日のうちにサンセットを楽しむこともできます!
日本からヨーロッパへ向かう深夜便は
などがあります。帰りにこの都市のひとつに寄りたい、という方であれば、日本⇔ヨーロッパを往復便で買うことでフライト代を安くできるかもしれないので、そこから決めてもいいかもしれません。
因みにウィーン経由ですと、Eurowings Europe便で同じ空港からイビサに行き、お昼前にはイビサに到着してしまうという素晴らしいルートが存在します。資金に余裕があれば、是非このフライトで行きたいところです。
中東の航空会社もドバイやドーハまで深夜便を運行していますので、ドバイ・ドーハ経由で例えばバルセロナなどに入るのも選択肢としては良いと思います。
トルコ空港もイスタンブールまで深夜便がありますので、イスタンブール経由でバルセロナに行き、その後LCCでイビサ、というのも良いと思います。
また、バルセロナであれば中国北京や香港経由でも深夜便で行くことが可能です。
私はまだ利用したことがないのですが、中国国際航空などは料金が比較的安いのと、スターアライアンスメンバーでもありますので、次行くときには前向きに検討したいと思っているルートです。
ただ基本的に深夜便は通常のフライトに比べて人気も高く割高です。また深夜便でヨーロッパに行きますと、経由地到着が早朝なので(朝4時など)、経由地到着後、経由地からイビサに向かう直行便が間を空けず運行しているかどうか確認するのも大事です。
日によっては経由地からイビサへの直行便が出ていなく、どこかを経由しないとイビサに着けないこともあります。その点、バルセロナやマドリッド⇔イビサ間は他の空港に比べて多いと思いますので、あまり間を空けずイビサへ向かう便に乗れるかと思います。
エコノミークラスの場合は機内で睡眠をどれだけ取れるかによって体調も変わってきますので、飛行機で寝るのが苦手という方にとっては必ずしも深夜便がベストではないかもしれません。ビジネスクラスでフラットシートで眠れるのであれば別ですが…!
僕は一度深夜便でフランスに入り、その後マドリッドを経由してイビサに午後3時くらいに入ったことがありますが、現地に着いた時にはグッタリで、逆に数日間疲れが取れなかったことがありました(笑)。
ですがエコノミーでもぐっすり眠れるし1時間でも多く現地で楽しみたい!という方には深夜便がオススメです。
次回は帰国便についてお話しできたらと思います!
今年こそイビサ島に行く!〜オススメのフライトルート③「空港移動ルート」編
体力と時間があれば、空港を移動することで安く行けるかも知れません
LCCは使用料の安い空港を使うことが多いため、ロンドンのヒースローやパリのCDGなど、大きい国際空港を利用していない時がありします。
また利用していたとしても、とてつもなく早朝または深夜の便も多く、日本からの便との接続がうまくいかないことがありますので、同じ空港を経由してLCCを使うのはバルセロナ以外では実現したことがありません。
イギリスであればヒースローからガトウィック・スタンステッドに移動もアリ
イギリスであればガトウィック空港やロンドンシティー空港、フランスであればオルレー空港など、別の空港に移動して乗り継いでイビザにいくパターンがあります。
成田に到着して、羽田に移動するようなイメージでしょうか。最近だと(ロンドンシティー空港経由というのもあるみたいですね。
ネックなのは、入国審査やチェックイン荷物のピックアップの時間が読めないこともあり、空港移動に使うバスのチケットを事前に購入するのが難しいということです。
フライトが遅れる場合もありますので、バスターミナル到着後、次に早く出るバスに乗るという方法が安全ですが、イビサ便までの時間はかなり余裕を持っていたほうがいいでしょう。勿論バスは有料ですので、事前に料金を調べておきましょう。
因みに僕が一度ロンドン経由でイビサに行った際、イビサに到着するのが一番早かったのでヒースロー空港からルトンという空港に移動するルートを使ったのですが、ヒースローのホームページではヒースロー⇔ルトンが移動できるバスが出ていると書いてはあったものの、何と直行バスではなく(!)、一度ロンドン市内に入ってからルトンに行かなければいけなかったことがあります。
相当余裕をもって次の便を予約していたにも拘わらず、ルトンに着いたらチェックインが閉まる寸前だった…ということがありました。
またバスに乗っている際、バスが急に止まったと思いきや運転手が降りてしまい、次の運転手がくるまで待ちぼうけ…ということがありました。自分の労働時間が終わったからということだったみたいなのですが、「停留所で降りてくれよ…」と思いましたね(笑)。
ということで空港間を移動する際には想定外のハプニングがあることもイメージしておいたほうがいいかもしれません。
LCCについてはSkyscannerなどで調べて1番安いフライトで!ということになりますが、場合によっては経由地で半日過ごさないといけないフライトもありますので、タイムイズマネーであることを考えると、金額だけでなく、移動時間、移動費などを総合的にみて決めるのが良いと思います。
時間帯にもよりますが、イビザに一番近いバルセロナ空港ですと5千円くらいでチケットがありますので、バルセロナまでの便を安く買えて接続が上手くいけば、フライト代をかなり安くできるかもしれません。
ただLCCの場合はチェックイン荷物が有料だったりしますので、その航空会社のレギュレーションを必ず確認しましょう。
次回は、安くゲットできれば一番現地で時間が使える深夜便ルートについてお話しします!
今年こそイビサ島に行く!〜オススメルート②「乗り継ぎ2回ルート」編
チケット代を抑えたい場合に有効なルートです。
オススメルート①のように乗り継ぎ1回で行けるのがベストですが、チケットが高い、既に満席といった理由で、自分は今回ご紹介するルートで行くことが一番多いかもしれません。
体力的にはやや大変ではありますが、経由地での時間を2時間程度にしておけば20時間少しで現地に到着もできます。
乗り継ぎ2回の場合、乗り継ぎ失敗の可能性も上がるため、ワンチケットでのチケット購入がベスト
因みに過去数年私が使っていたルートは下記のとおりです。
なぜバルセロナが多いかといいますと、イビサに最も近い空港なので、少々天候が悪くても飛行機は飛ぶだろうと思っているからです(あくまでも主観です(笑))。あとは空港自体も好きなショップが多く楽しいからというのもありますね。
実際のオススメルートですが、調べてみたところこのようなルートが出てきました。
深夜便ルートを結構安めにゲットできるのが良いですね!実際に②は僕も使ったことがあります。③も試したいルートですね。深夜便についてはもう少し詳しく書きたいと思います。
因みに2回乗り継ぎルートについては、チケットの安さと移動時間を比較して決めたいところです。もう少し安いルートもありますが、移動に26時間かかってしまうので、時間を犠牲にしてでも安いルートで…という方にはもう少し選択肢がありそうです。
個人的にはこのルートでも、現地でバテてしまわないように、移動時間は体力的にも20時間~22時間くらいにとどめられるような便をオススメします。
次回はさらに安く行くための空港移動ルートについてお話しします!
今年こそイビサ島に行く!〜オススメルート①「乗り継ぎ1回ルート」編
乗り継ぎ1回で、効率良くイビサに行けるルートが幾つか存在します。
先ずは行きのルートのご紹介です。
主なルートは下記の通りです。
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成田11:05発、マドリード空港経由で同日21:35着(Iberia)
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成田10:25発、アムステルダム空港経由で同日19:10着(KLM)
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羽田0:10発、フランクフルト空港経由で同日11:55着(Lufthansa)
- 羽田1:20発、ウィーン経由で同日11:20着(ANA)
スターアライアンスなら①。でも値段がネック?
①④のルートは毎日出航しているわけではないのですが、運がよければその日の夕食からイビサが楽しめてしまう素晴らしいルートです。④ならラッキーであれば夕日も…!?
ただこのルートはフライト代が高いのと、毎日運行しているわけではないので、かなり早めに安く予約できたらラッキーという感じでしょうか。毎年このルートを狙いますが未だ飛べたことがありません。
ワンワールドなら②の一択
②のルートですが、スペインまでの直行便は最近までなかったのですが、2016年に成田からマドリッドへの直行便ができたことにより、最短であれば17時間という脅威的な飛行時間でイビザに行くことも可能になりました。
日本を午前中に出発だと早くても夜11時くらいの到着が最短でしたので、これは凄く効率の良いルートだと思います。代金もリーズナブルですし、ワンワールド系でマイレージを貯めている方はこれ一択と言っても過言ではありません。
マドリードに一旦入りますので、そこでEUに入る審査も受けれますし、イビサについたら荷物をピックアップすればすぐに出られます(③以外も同様)。
値段が高いが深夜便は狙いどころ?
③⑤⑥羽田から深夜便で行くルートです。現地に午後1時に到着できる脅威のルートです。体力を消耗してでも深夜便で行きたいところですが、深夜便は高いのが痛いですね。安いチケットを確保できれば是非オススメしたいルートです。
ロンドンのヒースロー空港やパリのCDG空港については、同じ空港からイビサに向かう便が少なく、例えばイギリスであればガトウィック空港、フランスであればオルリー空港など、到着した空港から別の空港に移動しなければいけないことがあります。
その分安くはなりますが、体力と時間を消耗するので、まずは同じ空港を経由してイビサ入りできるルートを探して、それでもないようであれば空港移動を視野に入れるといいと思います。
次回は乗り継ぎ2回で行けるオススメルートをご紹介します!
今年こそイビサ島に行く!〜マイルを使って行くためには
正直なところ、マイルでイビサまで行くのは至難の技です…。
でもマイルが貯まっている場合はここで大放出してしまいたいですよね!私も同じです。ですが夏シーズンはヨーロッパまでの便をマイルで取るのも非常に難しくなっています。
僕も毎回マイルを使おうとしていますが、使えなかった年も多々ありました。使えた時でも、イビサまでのルートをマイルで取ることができませんでしたので、経由地までマイルで行き、そこからイビサまでの往復はLCCなどで自分で手配、というパターンでした。
最近、ANAのマイルで特典航空券を予約しようとすると、イビサを到着地として選択できるようにはなりましたが、どういう日程であれイビサまでは予約可能なチケットを僕は見たことがありません。
スターアライナスに加盟していたスペインのSpanairが倒産してしまったことも痛いですね。他のスターアライアンス系列、例えばLufthansaやSwiss Airはミュンヘンやチューリッヒなどからイビサまで飛んでいたりしますが、マイルでチケットを確保できたことは一度もありません。
マイル用に開放している席が既にない、僕がマイルを貯めているANAなど別の航空会社には開放していない、もしくは人気路線のためそもそもない、ということなのだと思います。
JAL・ワンワールドなら行けるのかも…?
JALであればワンワールドですし、となるとスペインのフラッグシップキャリア「Iberia航空」が使えます。イベリアはマドリッドやバルセロナからイビサへの直行便を飛ばしていますので、もしかしたら席が出てくるかもしれません。
経由地までマイルでとって、そこからはLCC
ということで、マイルでイビサにいく場合はワンチケットを諦め、例えばバルセロナなど近いところまでマイルで行き、そこからはLCCなどを使うというのがいいでしょう。バルセロナ以外ですと、マドリッド、パリ、ロンドン、チューリッヒというところまで行ければ、乗り継ぎ一回でイビサまで行けるかもしれません。
ただし、LCCに乗り換える際の乗り継ぎ時間そしてチェックイン荷物の制約には要注意です。
因みに数年前にマイルで行こうとしたところ、出発したい日にヨーロッパまで行けるのは名古屋発のルートのみだったため、深夜バスでセントレア入りも真剣に考えましたが、少ししてから再検索したところ東京発の便が出てきたので難を逃れました(笑)。
というように、マイル用の座席数は常に変動していますので、今日満席でも明日予約可になる可能性もあります。色々なパターンを毎日トライしてみましょう。
次回からはオススメのフライトルートをご紹介します!
今年こそイビサ島に行く!〜LCCで注意すべきこと、ワンチケットとは
経由地からイビサへは、LCCで行かざるを得ない場合があります。
東京~イビサ間で予約をしようとするとフライト代が結構高くなってしまうことがありますので、
ということが多いですね。イベリア航空などのフラッグシップ・キャリアで予約していても、実際に運行しているのはVuelingだったみたいに、LCCとのコードシェア便になっていることも多いです。
結局LCCに載る、また荷物を一旦出して、再度チェックインしないといけないなどあれば、最初からLCCで買ったほうが安くなる場合もあります。
昨年はデュッセルドルフからイビサまでRyanairを使いましたが、定時出発で何の問題もありませんでした。ただ朝6時出発の便だったため、朝3時半にホテルをチェックアウトしたのが少々辛かったくらいです。
ただLCCは基本料金が安く設定されている代わりに他は全て有料オプションというシステムです。どこまでが基本料金に含まれているのかは航空会社によって違いますので、ある程度航空会社を絞った段階で規約を調べておくのがいいでしょう。
例えばRyanairは、チケットをプリントアウトしてこなかった場合印刷代としてお金を取られたりします。飲食は基本有料ですが、航空会社によってはブランケットを借りるだけでも有料の場合もあります。
また手荷物の重量をきっちり測る航空会社もありますので、スーツケースに入らなかった重いものは手荷物で…といった裏技が使えない場合もあります。
そしてLCCは空港使用料が安い空港からの発着が多いのと、早朝や深夜など空港が混雑していない時間帯に飛ぶことが多いので、日本から来る飛行機が着陸する空港から出ている便があるかどうか、また乗り継ぎが可能かどうかも確かめましょう。
空港間の移動は、僕も何度か試したことがあありますが、時間的には間に合っても移動費や移動時間もありますので、時間的にも体力的にもオススメではありません。最後の手段としてみておくと良いと思います。
ワンチケットにならない
ワンチケットとは、出発地から到着地までを、1枚のチケットで購入することです(この場合は日本→イビサ)。ワンチケットのメリットとしては、
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航空会社が旅程を保証している
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チェックイン荷物が自動的に経由地で次の飛行機に移されている(場合がある)
です。旅程を保証しているのが大きく、仮に最初の便が遅れ、経由地で次の便に乗れなかったとしたら、航空会社が別のフライトを手配してくれます。
日本からヨーロッパの経由地空港、そして経由地空港からイビサまでを別々のチケットで手配すると、ワンチケットにはなりませんので、次の便に乗れなかったとしても、航空会社はその便に乗れると保証していないので、自己責任となります。
というように、LCCだとフライト代は安くなるものの、色々と注意しなければいけないことも多いので、仮に一般的な航空会社の便がLCCに比べて1万円高いという範囲であれば、ワンチケットで帰れることのメリットのほうが上回るかもしれません。
お財布に気を使いつつも、移動しているときの体力消耗を極力避けられるベストな旅程を選びたいところです!
次回は、マイルを使ってイビサに行けるかどうかについてお話しします!