今年こそイビサ島に行く!〜旅費はどのくらい?
旅行代金=自分への投資だと思いましょう
とはいえ先立つ資金がないといけませんので、大体幾らくらい必要なのか、についてお話したいと思います。
人それぞれ現地でしたいことなどが違ってきますので難しいところですが、1人旅の場合ですと45~50万円程度は準備しておいたほうがいいかと思います。
50万円!?と思われるかもしれませんが、仮に4泊6日の一人旅、現地に4日宿泊するパターンでシミュレーションしてみます。
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宿泊代(4泊):12万円(1泊3万円)
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食事代:3万円(1日5千円)
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イベント代(3回、エントランス料、クラブ内での飲食含む):6万円(各2万円)
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現地交通費:3万円
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アクティビティー代:3万円
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通信費・雑費:1万円
これで45万円です。ユーロが結構強いのと、旅行先としての人気から旅費や物価も高くなってきていますので、昔よりハードルが上がっている部分もあります。
ただ1人旅の場合ですので、例えばホテル代などは2名で泊まれば自己負担額は半額になりますし、タクシーなどの交通費も複数人で乗れば割り勘できます。
またフライト代も時間を犠牲にすればもう少し安くなりますので、となると35万円くらいまでは下げれるかもしれません。
ということで、イビサは通常のツアー料金などと比較すると割高感はありますし、行くにも時間がかかる場所です。
ですが、苦労していったからこその感動がありますし、イビサには行きたくても行ったことがない人も多いため、仕事の営業トークに利用できたりとコストパフォーマンスは逆に良いと思います。自分への投資だと思えば安いものです!
大きいのはフライトとホテル代ですが、上記シミュレーションより安いフライトやホテルも勿論あります。
ただ飛行時間が以上に長くなったり、またホテルのグレードが下がると移動に時間がかかったりと、お金では図れないデメリットも出てきます。
ホテルやフライトをある程度のグレードにしておくことで、時間を効率的に使い、現地で疲れることなく楽しめるようにしておくのを私はオススメします。
お金がないから行きたいレストランに行かなかったことを1年間後悔しないように、僕は多めに使うことを見越して毎年準備しています。
まずは早めにフライトを押さえましょう
資金調達がギリギリになりそうな方は、フライトの予約は事前に入金も必要になりますので、先にフライトを確保しておいて、ホテルは予約はしつつも支払いは現地でにしておけば、現地入りする前までに旅行資金を貯める余裕が生まれます。
次回は、LCCなどを使う場合に気をつけることなどをお話しします!
今年こそイビサ島に行く!〜まずはフライト経由地を決めよう
イビサに行くには経由地が大事です!
イビサへの直行便はありませんので、どこかの都市(の空港)を経由していくことになります。
人気の経由地ですと、
といった空港になりますが、僕は下記理由もあり、経由地で数日間過ごしてから戻ることにしています。
- 乗り継ぎ1回でイビサから日本に戻れる渡航ルートがあまりない
- イビサ空港から出発する便が結構遅れることが多い
- LCCを混ぜて旅程を作るとチケットが「ワンチケット」で買えない
- せっかくヨーロッパにいるんだから他の都市も少し観光したい
クラブミュージック好きにはロンドンやベルリンのシーンは欠かせませんので、例えばベルリンのBerghain、ロンドンのPrintworksやFabricに行ってみたりするのもいいですよね。
またバルセロナでガウディ建築、食のパリでフレンチ三昧…せっかくイビサまで行ったんですから、数日間だけでもヨーロッパの別の都市を楽しんで帰りたいというのが本音です。
一番は、イビサから直接日本に戻るのが少々リスキーだということがあるかもしれません。あくまでも個人的な経験からですが、イビサ⇄ヨーロッパ諸国の便は遅延が多く、また天候などで欠航することもあります。もはや1~2時間遅れても何も思わないです。
ですので帰国後すぐに仕事に復帰しないといけない方々は、例えばロンドン、パリ、フランクフルト、アムステルダムなど、日本への直行便がある都市まで一旦戻っておくと、経由地で観光しつつ帰国のトラブルも回避できます。
「1日くらい日本に戻るのが遅れても仕事や学業に支障はない!」という方には是非ギリギリまでイビサに滞在して頂きたいですが、経由地での滞在時間は通常より長めにしておくと良いでしょう。
イビサから直接戻る際には経由地で3~4時間空けましょう
昨年はデュッセルドルフ経由で帰国したのですが、午後9時にデュッセルドルフに到着、翌日午前11時の便で日本に戻るという余裕のスケジュールで旅程を組んでいたところ、フライトが大幅に遅れデュッセルドルフ空港に着いたのが何と午前4時でした!
経由地で遅延があった場合は航空会社が別の便を手配してくれる「ワンチケット」ではなかったので、デュッセルドルフで1泊していなければ日本への帰国便を取り直さないといけないという状況でした。
ここまで遅れるのは相当なレアケースですが、1~2時間遅れることはよくありますので、イビサから直接戻る際には経由地で3~4時間とっておくことをオススメします。
また経由地候補を数箇所候補に入れておくと、フライトを予約する際に安めのルートを見つけられることもありますので、行ってみたい都市を2~3箇所選んでおけると良いかと思います。
次回は、イビサに行くのに一体幾らかかるのか!?をお話しします!
今年こそイビサ島に行く!〜オススメの時期、日数は?
ハイシーズンは6月中旬から9月中旬までです
なのでクラビングを十分に楽しみたい方は、全てのクラブがオープンしているこの時期に行くのがマストです。
ただ7月8月はピークシーズンのため、フライト代もホテル代もかなり高いですし、レンタカーの予約ができないこともあります。島がどれだけ盛り上がっているかを感じることはできるかもしれませんが、クラブに入るのも一苦労するくらいですので、要注意です。
6月のオープニング週間、9月のクロージング週間近辺がオススメ
9月に入ると、まずホテル代がグッと下がります。天候的には少し崩れたりする日もあるのですが、渡航費・宿泊費でかなり浮かせることが出来ますので、僕は基本この時期に行くことが多いです。
日本のシルバーウイーク近辺が各クラブのクロージングパーティーが開催されているタイミングなので、DJのラインナップも凄い豪華ですし、シーズン終わりの盛り上がりを見ることができますよ。
僕自身はまだ行けてないのですが、6月も「これから楽しい数ヶ月間が始まる!」というポジティヴな雰囲気があるそうなので、旅費的にもかなり安くなりますし、狙いどころかもしれません。
ただ6月頭だと全てのクラブがオープンしているわけではないのと、気候も寒い日もありますので、ピークシーズン以外であれば先ず9月、その次に6月、という流れで検討してみてもよいと思います。
因みに昨年は訳あって5月末に行きましたが、まだ少し寒かったりと天候も不安定だったので、イビサらしさがあまり感じられませんでした...。
5日間現地でフルに遊べるのがベスト
現地で5日間フルに遊べるとリラックスしたスケジュールて楽しめると思います。移動日を考えると1週間程度という計算です。
例えば「夕日を見に行ったら曇ってて海に沈む太陽が見れなかった!」「寝過ごしてフォルメンテーラ島に行くフェリーに間に合わなかった!」という日もあると思います。
5日間あればもう一度チャンスを作れるでしょうし、その日の天候や自分の体調次第でプランを変更できるようにしておくと、バタバタせずイビサらしい過ごし方ができると思います。
僕の場合は一度、夕陽を見にカフェデルマーに行ったら急に雹が降ってきたことがあります(笑)。
夏シーズンであれば毎日クラブに行きたいくらい魅力的なイベントが目白押しですが、体力にも限界がありますので、夜中遊び過ぎたら次の日はビーチでゆっくりするなど、リカバリー日を設けるだけの余裕はほしいところです。
仮に5日間は難しいとしても4日間、もしくは移動日を入れて5日間というプランでも全然楽しめると思います。弾丸3日間の場合は、疲れた体は日本に戻ってきてから癒してあげるとして、寝る暇を削ってでも現地で楽しみましょう!
次は実際にフライトを決める際の経由地についてお話しします!
今年こそイビサ島に行く!〜携帯・Wi-Fi事情、現地で使えるオススメアプリ
SIMフリー携帯とプリペイドSIMの組み合わせが一番オススメです
言わずもがなですが、イビサでは日本キャリア携帯の国際ローミング機能も使えますが、1日あたり3千円弱かかりますので、滞在期間中使うとなると通信費がかなりの金額になってしまいます。
KDDIのみ24時間980円の「世界データ定額」サービスがありますので、移動日などを考慮に入れるとWi-Fiルーターをレンタルするより安い場合があります。ルーターを持ち歩かなくてもよいですしね!
SIMフリー携帯を持っていれば、滞在中電話番号が使えなくなりますが、現地対応のプリペイドSIMと組み合わせるとかなり安く携帯でデータ通信ができます。プリペイドSIMは空港などで購入することができます。
イビサでもプリペイドSIMが売っていたかどうか自分では確認できていないため、僕はamazonで↓のプリペイドSIMを買い、iPhoneの組み合わせて使っていました。速度的にも全く問題なかったです。
AIS プリペイドSIMカード データ通信 15日 4G/3G
仮にデータローミング機能を使わなくても、レストランやカフェには必ずといっていいほどWi-Fiがありますので、お店に入ったらメールなどのチェックをする、という過ごし方もオススメです。
つながらないことを理由に極力メールや日本のニュースなどの確認を控えたほうが、より現地の雰囲気に浸れるとも思います。
ログイン情報は壁やテーブルなどに貼ってあったりしますが、オーダーした人にログイン情報を渡しているお店も多いので、テーブルに見当たらなければウエイターに「Do you have Wi-Fi?」と聞けば教えてくれます。
メールチェックはお昼過ぎまでに終わらせましょう
イビサの午前中は日本の夕方ですので、お昼過ぎまでにメールチェックしてしまえばその日確認すべき仕事メールは確認済の状態ともいえます。ですので午後に入ったらメールを確認せず、現地での時間をゆっくり過ごすことをオススメします。
以前、イビサについてクラブに行った際に、念のため仕事メールを確認してみたところ、何と大トラブルのメールが届いており、対応しようにも日本が既に深夜だったので何もできず、結果メールのことが気がかりでその日のクラビングを棒に振ったという苦い経験があります…。
データ通信を使わず地図を使う場合は、Googleマップのオフライン機能を使うといいでしょう。データ通信していなくてもGPS機能は使えますので、ダウンロードした地図で自分の位置を確認することはできます。
ただオンラインで確認する地図よりかは情報量が少ないので、小さめのビーチなどに行く際の道順などが未掲載の場合がありますのでご注意ください。
またこちらの地図アプリもオフラインで使えます。
次回は現地に行くベストな時期や日数などについてお話しします!
今年こそイビサ島に行く!〜治安、交通手段、お金の取り扱い
実はバルセロナより良いイビサの治安。
僕自身もイビサで「怖い」と思った経験はなく、人種差別を受けて危ない目にあったという体験もありません。たまに「ニーハオ」と声をかけられたことはありますが、そんな程度です。
ただハイシーズンですとやんちゃな観光客も増えますし、欧米のパリピが大集合するイベントや地区もありますので、そういう地区は避けるなどして行動したほうがいいでしょう。
イビサは夜になると日本より断然暗くなり、酔った観光客も増えますので、クラブからホテルに戻る際などは極力タクシーを使うことをオススメします。
そしてハイシーズンには、南米から観光客を狙ったスリが出稼ぎにきていたりもするらしいので、財布の入ったポシェットなどは前に持つなど、他のヨーロッパ都市を訪ねるのと同じく気をつけておいたほうがいいでしょう。
僕の場合、現地で使う財布には、スリに遭っても被害を最小限にするべく、パスポートのプリントアウトコピー、クレジットカード1〜2枚、ホテルのカードキー、あとは当日使う分程度の現金のみを入れて行動しています。
行く必要がないのがベストですが、以前僕が財布をスラれて行った警察の場所はこちらになります(涙)。警察の人はとても優しく、親身になってポリスレポートを書いてくれました。
イビサの交通手段
交通手段ですが、現地での移動はレンタカー、タクシー、レンタルバイク、もしくは公共のバスになります。
タクシーは日本より安いので移動にはタクシーがオススメですが、夜中には各クラブを回るDISCO BUSも運行していますので、リーズナブルにクラブホッピングしたい場合にはバスを利用するのが良いでしょう。
また公共バス「IBIZA BUS」も、中心部での移動だけでなく有名なビーチまで行くこともできますし、勿論お財布にもやさしいので使えると思いますが、本数があまりない路線もありますので、事前にバスの停留所と出発到着時間をサイトで調べておきましょう。スマホアプリも出ています。
日中は自分のタイミングで移動したい、という方は是非レンタカーを借りてみてください。レンタカーの借り方については別途書いていきたいと思います。
VisaのpayWaveなどのタッチ決済がオススメ
現地通貨はユーロです。クレジットカードが使える店がほとんどで、コンビニでの支払いやクラブのエントランス料、ドリンクの支払いもクレジットカードで支払えます(クラブによっては2杯から、という条件付の場合があります)。
支払の際に身分証明書の提示を求められる場合もありますので、パスポートのスキャンを持っておくといいかとは思いますが、最近は殆ど求められないです。ただ、ゲストでパーティーに行く場合などは身分証明書の提示を求められます。
タクシーもクレジットカードでの支払いが可能ですが、たまに使えないタクシーもあるので、乗った際に「クレジットカード、OK?」と言った感じで、カードが使えるかどうか確認しておくといいと思います。
クレジットカードはVISAやMASTER CARDがあればほぼ100%網羅できると思います。使えなくなる、なくしてしまう、盗まれるなどの可能性も考え、2〜3枚持っていけるといいですね。
最近ですと、VisaのpayWaveなどのタッチ決済式の支払い方法が主流ですので、タッチ決済可能なクレジットカードをメインに使えると楽かもしれません。
現地で試しましたが、SPGのアメックスもタッチ決済可能でした。
三井住友であれば自分の銀行口座のカードをデビットカードに変更しておくと、手数料がかかりますが、現地のATMで直接現金をユーロで引き落とすことができます。
因みに、以前使えた三井住友の国際キャッシュカードは使えなくなっていますのでご注意ください。
チップについて
チップは気持ち程度で大丈夫だと思います。タクシーもきちんとお釣りをくれますし、端数などをあげるくらいの気持ちで大丈夫だと思います。
レストランなどはすでにサービスチャージが入っている場合もありますので、払う前にレシートを確認すると良いでしょう。
次回は携帯・Wi-Fi事情やオススメアプリをご紹介します!
今年こそイビサ島に行く!〜イベント・ブランディング最先端の島
イビサは近年観光客が年10%の割合で増加中
ここ5年くらいの間で、大型クルーズ船の停泊所ができ、古いホテルがリノベーションされ五つ星ホテルに生まれ変わっていたりと、イビサの夏シーズンはホテルやフライトの需要が年々高くなってきているという印象です。
ハイシーズンにはアラブの王子がスタッフ数百人を連れてホテルを貸し切り、夏休みを楽しんでいたりするそうです。
クラブでも毎年VIPエリアがどんどん広くなり、普通のお客さんが踊るエリアが小さくなってきているクラブもあったりと、セレブにとって魅力的な島になりつつあるのも事実です。
そもそもイビサはクラブ内のドリンク代が高くて有名でしたが、お酒であれば1杯2000円(!)と、近年更に輪を掛けて値上がりしている状況です。
そんな中、最近はクロアチアなど比較的安くナイトライフが楽しめる観光地も出てきていますので、このままではイビサのクラブはVIP客しかいなくなってしまうと、クラブ業界としても色々議論が交わされています。
実際サン・アントニ地区の「EDEN」は、エントランス代を20ユーロ代と他のクラブと比べてもかなり低く設定していて、それが功を奏してお客さんの入りも良いと聞いています。
というように、全体的に物価は高くはなっているものの、早く入ればエントランス代も安かったりと節約できるところは色々とあります。
クラブの入場料が高かったとしても、なかなか来日してくれないDJのプレイを目の前で観れたり、日本では見られない規模のデコレーションを楽しめたりもしますので、クラブには是非行ってみてください!
現地で受ける刺激や感動はプライスレス
DJにとってもイビサは大事で、というのもイビサで世界中から来た耳の肥えたダンスミュージックファンを満足させることができれば、DJのキャリアアップにも繋がりますので、プレイも普段以上に気合が入っているように感じます。また素晴らしいサウンドシステムで聴くプレイは日本で聴くのとは別次元の体験です。
クラブ側も、DJのラインナップや演出、デコレーションなどに拘るのは勿論のこと、接客にも力を入れていて、スタッフがフレンドリーだったことにも感動します。
「クラブを好きになってもらおう、また来てもらおう」という積極的な姿勢が伺えますし、最近は悪い噂はSNSですぐに広まってしまいますしね。
イベントのコンセプトも今まで以上に練られていて、まず空間を演出するコンセプトを作り、デコレーションやダンサー、そしてスタッフの衣装にも拘り、日常を忘れて音楽に浸れる空間を細部まで徹底的にこだわって作り上げています。
Amnesiaで開催されている人気パーティー「elrow」の昨年のテーマは中国だったんですが、上の写真のように、中国を意識しながらもクレイジーなデコレーションでクラブ全体を覆わせつつ、なんとバーテンダーも全員チャイナドレスを着ていました。
今や島を代表する人気パーティーとなった「elrow」はバルセロナ発祥なのですが、イビサで一躍時のパーティーになったことで、昨年ワールドツアーを実施したり、今年はラスベガスでもパーティーを開催しています。
過去にもPachaやSpaceなど、クラブを冠としたツアーはありましたが、最近では「elrow」に加えて「ANTS」「circoloco」「Woomoon」など、イビサ発祥のパーティーを他の地域で開催するなど、パーティーそのものを国外に展開しています。
またクラブも各地で支店展開を積極的にしています。バルセロナやマカオにもあるPachaを筆頭に、最近ではBlue Marlinがアラブ首長国連邦に、またデイパーティーで有名なUshuaiaも近々海外でオープンするとも言われています。
ハードとソフトが見事なまでに融合したパーティー
もちろんクラブだけでなく、イビサで初めてレジデンシーパーティーを持ったDJのBlack Coffeeが、パーティーが成功したことで今年はラスベガスでレジデンシーを持ったり、イビサを含めヨーロッパで人気のテクノ今年ラスベガスにも本格上陸するなど、音楽やDJのトレンドセッターとしてのイビサも健在です。
長くなりましたが、今イビサに行くには年々高くはなっているものの、世界最先端のパーティー体験を1カ所で短期間に沢山味わうためには、イビサは欠かせない場所であることは間違いありません!
現地でお金に困らず楽しめるよう、今までより更に上手くフライト代とホテル代などを節約する必要がありますが、その方法についてもこれから書いていきたいと思います!
次は現地の治安や現金・クレジットカードの取り扱いなどについてご説明します。
今年こそイビサ島に行く!〜ヨーロッパ屈指の観光地である理由とは
人口13万人の島に毎年300万人もの観光客が訪れています
イビサ島は地中海にあるバレアレス諸島のひとつで、スペイン・バルセロナの南に位置します。
日本との時差はマイナス8時間ですが、3月最終日曜日から10月最終日曜日まではサマータイム期間ですので、夏シーズンはマイナス7時間になります。
島の歴史はフェニキア人が移り住んだ紀元前から始まっていますが、ダンスミュージックの聖地としての歴史は、60年代にヒッピー達が島に移り住み、70年代前半に「Pacha」「Amnesia」「Ku(現Privilege)」などのクラブがオープンしたことから始まっています。
90年~00年代にはイギリスで「イビサブーム」が起こり、イビサで曲がヒットすると他のマーケットでもヒットするというトレンドの法則も生まれました。
まずハイシーズンのイビサでプロモ・アナログを配布して「イビサ・ヒット」を狙い、イビサで話題になったらその後ヨーロッパでリリースしていく、といったリリース戦略でレコード会社が楽曲を宣伝・リリースしている時期がありました。まさにダンスミュージックの次のトレンドを決める島だったと言っても過言ではありません。
そしてラスベガスやクロアチアなど、クラブカルチャーを楽しめる観光地が増え、また各国で大型フェスティヴァルが開催されているなか、ハイシーズンには世界トップクラスのDJがイビサを訪れていますし、最先端のクラビング体験ができるダンスミュージックの聖地として、今でも欠かせない存在であり続けています。
ダンスミュージックが楽しめるハイシーズンは6月上旬から9月末まで
最近では5月末や10月上旬にもオープンしているクラブもありますので、渡航費用を抑えたい場合はハイシーズンを避けて行ってみるのも良いと思いますが、クローズしているクラブもありますし、気温はやや寒くはなります。
ハイシーズンには街中や通り沿いにパーティーの看板が設置され、島は毎晩5千人〜1万人収容可能な大箱クラブでイベントが開催されるパーティーアイランドになります。
ハイシーズンにはヨーロッパ諸国から若者達が押し寄せるため、島のエネルギー量は凄いものがあります。天気もほぼ毎日晴れてます。ですがフライト代やホテル代も高くなりますので、仮にお盆の時期に行こうとなると相当な出費になってしまうかもしれません。
そしてイビサには「年中泡パーティーをしている」「パリピしかいない」といったパーティーアイランドのようなイメージがあるかもしれませんが、実は年間を通じて統計を取ると、クラビングを目的に訪れる観光客は2割程度で、実はメインの観光客はファミリー層なんです。
人口13万人の島に毎年300万人もの観光客が訪れていて、高速道路や大型のクルーズ船が停泊できる港ができたりと、観光地としての開発が進んでいます。
毎年必ず新しいホテルを発見しますし、古いホテルもリノベーションされていたりと、イビサへの投資が盛んな印象です。
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地中海ならではのドライな空気感そして燦々と照り輝く太陽…
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島全体から発されるハッピーな雰囲気…
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歴史を感じる世界遺産そしてパワースポット…
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フォルメンテーラ島を含む地中海屈指のビーチ…
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クラブだけでなく島中が音楽で包まれれている、音楽と環境の一体感…
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地中海ナンバーワンとも言われるサンセット…
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地産池消のレストランで楽しむ地中海料理…
僕も毎年必ず行く場所が沢山あります。